大規模修繕はよくわからん。。。
有名ハウスメーカーで建てたにも関わらず、 10 年経ってみるとあちらこちらが傷んできている。
あんなにコストを掛けたのに・・・
「タイル張りが豪華ですよ!」って営業に言われて、 その言葉で8階建ての賃貸マンションを総タイル貼りにしたのに、今では外壁に白化現象が出現して・・・タイルが剥がれてきた。。。
エレベーターも部品交換費用が大幅に掛かりそうで頭が痛い・・・
修繕する お金なんか貯まってない・・・
新しいと思っていた平成初期に建てられた賃貸マンションでも、 すでに 30 年を迎えようとしています。
昭和から 比べて建築設計技術は上がっているものの、建築施工現場はやはり 人の手で作られます。
当時の設計上の未熟な点と施工不良が、年数が経つと顕在化してきます。
そしてどんな建物でも大規模修繕を行う必要があるのです。
大規模修繕の基礎知識が無いと業者に質問すらできません。
しっかりとした修繕知識をオーナーが持たないと、 業者に騙されてしまいます。
賃貸オーナーが知らないと行けない大規模改修工事の主な項目をここでご提示します。
RC建物
外壁タイル
(外壁面3-5%の張替えが通常必要)
外壁コーキング
(全面的に打ち替えが必要)
屋上防水、バルコニーの防水
(防水の種類、雨漏れ10年保証が必要)
その他
(足場を安く発注できる時期、入居者への通知方法、 設備更新)
木造建物
外壁塗装工事
(アクリル塗装、ウレタン塗装、フッ素など種類、何度塗りするか?)
外壁コーキング工事
(打ち替えが必要)
外壁張替え工事
(サイディングは腐る)
屋根板金塗装、屋根再断熱
その他
少なくても オーナーには上記項目の知識は必要となります。
大規模修繕する時に、リフォーム会社に全てを丸投げしては安くはなりません。
オーナーは、それぞれの専門業者がどういった会社なのか?も知らないといけません。
防水業社
足場業社
塗装業者
タイル業社
内装業社
また適切品質を保ちながらコストダウンを図るには、リフォーム会社に一括発注するのではなく、分離発注を活用した CM(コンストラクションマネジメント)の手法を知らねばなりません。
大規模修繕に特化した勉強会を、定期的に開催しています。
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