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レオパレスで法人客離れ

プレス
最近業界を賑わしている「レオパレス」の建物欠陥ですが思わぬ方向になっています。

 

それは社宅利用していた企業の、社宅契約の解除です。
日経新聞によれば(https://www.nikkei.com/article/DGKKZO41380410W9A210C1EA2000/)

施工不良の問題が響き、レオパレス21から法人顧客が離れ始めていると報じています。

 

 

社宅などとして利用している企業が、社員の安全が危ぶまれるうえ、人材採用にも支障が出かねないと懸念しているためです。
レオパレスは主に地主から賃貸アパートの建築を受注し、完成後に物件を一括で借り上げて入居者に転貸するビジネスモデルで、それを支えるのが、賃貸契約の過半を占める法人。
物件のオーナーには一定の賃料を保証しており、月約250億円支払う必要があるそうで、入居率が低下すると「逆ざや」に陥る恐れがある。

 

現在レオパレスは、建築会社ではなく、アパート転貸を手掛ける賃貸部門が事業の中心。
同部門の営業利益は18年3月期で260億円と、建築部門(36億円)の7倍強の規模もあるそうです。

法人の比率が高く、18年3月末時点ではアパート契約戸数の約58%を占めているとのこと。

 

 

施工不良問題の影響は個人客の間でも強まる可能性があり、不動産・住宅情報サイト「ホームズ」を運営するLIFULLは2月上旬レオパレスの入居募集物件約2万件を削除したそうです。
レオパレスのアパートの入居率は低下基調が続いており、19年1月時点で85%と1年前を5ポイント強下回る。
会社の存続自体が危ぶまれる自体です。
昔の話ですが、レオパレスの建築粗利益は50%を超えていたとも聞いています。
オーナーからは暴利を貪り、建物は基準にも満たない最低の建物。

 

これを読んでいる方で、もしレオパレスのオーナーがいたとしたら、本当に同情します。
北海道の建物は今回の施工不良は該当しないようですが、入居者からの信頼は地に落ちました。

 

しかしながら、嘆いてばかりでは前に進めません。
最悪、レオパレスが倒産し無くなる事も覚悟しなければなりません。
完全に社会問題化しそうです。

 

不動産実務検定1級を学んでいれば、私達に出会っていたらこんな物件を買うことは無かったと思うと残念でなりません。
オーナーは全く疑わずに、このような物件を建築、購入してしまったのです。

 

そしてかぼちゃの馬車事件の構図ととても似通っています。

この人達が、正しい不動産投資の知識を得ていたらと思うと残念でなりません。

 

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この記事の著者

原田 哲也

大学卒業後上場ハウスメーカーにて個人住宅の建設営業として約7年間従事した後、札幌のアパート建設専業メーカーでは地主さんの土地活用・アパート建設、北海道有数の賃貸仲介会社で新築投資アパートの企画、販売に従事するなど建築・不動産業界でキャリアを重ねる。

様々な大家さんと出会う中で、「本当に大家さんの立場に立ったアドバイスや提案を行おう!」と決意し、2010年1月オーナーズビジョン株式会社を設立。

現在は不動産・賃貸経営に精通したコンサルタントとして、クライアントの利益を最優先する土地活用、投資用不動産取得サポート、不動産実務検定の講座開催等、北海道の大家さんのバックアップに尽力する日々を送っている。

また、サラリーマン時代に不動産投資も開始。現役の大家でもある。

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