第68回北海道大家塾は、札幌駅最寄りの北農健保会館に会場を設け、コロナ感染拡大防止対策を行なった会場セミナーには46名、You Tube ライブ(限定公開)の同時配信によるWEBセミナーには100名参加の中で開催されました。
第一部:『堅実に進めてきた15年間の不動産投資~不動産投資で成功するために』
第二部:『大家さんのための賢い車の買い方』
第一部では元祖サラリーマン大家(現在は専業大家)としても有名な赤井誠氏にご登壇いただき、前半は「会社員時代から15年間、堅実に進めてきた不動産投資の戦略」について、後半は今後も勝ち残っていける強い投資家になるために大切だと考えていることを、講師自身の体験をもとにお話しいただきました。
第二部では『大家さんのための賢い車の買い方!』と題して、現在は大家業と共にカーディーラーのBRIDGE札幌グループ を経営される下山綾 氏にご登壇いただき、「大家業にも役立ちながら、ランボルギーニやポルシェなど憧れのスーパーカーにも乗れる購入の仕方」について詳しくお話いただきました。
赤井氏と下山氏はゴルフ仲間としても親しい間柄。そのお二人からお話いただいた今回の北海道大家塾は、共に『不動産経営における「投資」の原理原則、または特に大切なこととは何か?』を改めて学ぶ機会となりました。
【第一部】
「本当に必要なお金はいくらだろう?そう考えた時、『まずは今の生活を守ることだ』と思った。家族のためにも、生活レベルを落とすことだけは絶対に避けたかった。そこを一番ケアし、無理しない範囲でやっていた。大切なのは、焦らないことです」
今や不動産投資と満室経営のスペシャリストとして、セミナー講師や人気ブロガーの顔も持つ赤井さん。新築や海外をふくめ、これまで20棟を超える物件への投資や経営を手掛けてきました。
その赤井さんが初めて投資した物件は、福岡にあった中古の木造アパートでした。
「買えば儲かると思っていた」
雑誌で知った不動産投資に強い興味を持ち、43歳の頃に200万円の貯金と苦労して借りた2000万円の融資で購入した念願の物件でしたが、11月に購入後、繁忙期の3月でも空室がある状況に愕然とします。 空室が続けば家賃収入も増えず、広告費や販促費など経費もかさむ一方。
「まずは自分から動かないと、満室にならない」
当時はサラリーマン大家だった赤井さんは、週末になると自宅のあった横浜から福岡へ向かい、地元の管理会社を自分の足で廻り始めました。努力の甲斐あって、1~2か月後で満室となりますが、九州の中では他県から来る派遣業の人が多い福岡という土地柄もあり、今度は退去者が続く状況に悩まされます。
自分自身の経験や豊富な知識を事例として交えながら、最後まで笑顔で語る赤井さんのお話を通じて、第一部では「何のために投資をするのか?不動産投資の戦略には、
まず明確な目的を決めることが大切」という点を、強く学ぶ機会となりました。
↓ 赤井誠さんのブログ ↓
赤井誠のゼロからの不動産投資と0円世界旅行-元サラリーマン大家あかちゃんの不動産投資ブログ-