今回のお話はリフォーム工事施工単価のおはなしです。
施工単価は、誰に頼むかによって大きく変わってきます。
管理会社さんに頼むと、おおよそこんな感じです。
管理会社→リフォーム業者→職人
それぞれに、経費がかかります。 当たり前ですね。
だいたい、こういった工事には、2 割から3割の利益は普通です。
5 割位経費を取るところも多くあります。
ですから、依頼する大家さんとしては、そう言った費用に経費が乗っていることは当たり前に考えてください。
管理会社さんの担当が、何度かリフォームの打ち合わせをして、確認に足を運ぶとなると当然ながら、経費はかかります。
ただどれくらいの経費が妥当なのか?
これも、だれが、そこに行って確認するのか?電話だけで済むのか?
そんな事で経費の率は違っていて当然です。
そこで、8年前に私が依頼したリフォーム工事の見積書をそのまま公開しちゃいます。
クロスの単価などは、もっと安く出来るという方がいます。
私の方式は、あくまでリフォーム会社さんに発注して、私のかわりに現場の確認や、リフォームをどこまでやるのか等の相談も入っています。
多分、直接職人さんに依頼すると、クロスなんかは 500 円台でも可能です。
ただ、施工後の検査等を考えると、頭になる人に入っていただいたほうが良いので、この位かと思います。
もし「え!! こんなに安いの!」と言う人は要注意かもしれません。
この見積は、高くはありませんが、そんなに特別安い金額では無いと思います。
要は、自分がどこまで入って、やるかどうかで、金額は簡単に変わります。
もし私に頼んだ場合は、だいたい 15%は粗利を頂戴しないと経費倒れになります(笑)
10 万円の工事なら、15,000 円という感じです。
ですから大きな管理会社さんや、ハウスメーカーさんがどれくらい粗利をのせるか?
何となくでも理解していただきましたでしょうか?
それでもそこに頼む価値があるなら、何の問題はありませんし、切り詰めるところは切り詰めるべきです。
要はそれを分かって頼んでいるかどうかです。