こんにちは。
マイティー今井です。
ペットというと一般的イメージは犬や猫ですが、入居者も様々、ペットも様々。
ハムスターやうさぎなどの小動物、蛇・トカゲなど爬虫類、熱帯魚。
カブトムシのブリーダーなど、ペットを超え商売にしている人などもいます。
そして、キチンとオーナーや管理会社に承諾を得て飼育している方もいますが、コッソリ無断で飼育している方もいます。
今回は、『ペット飼育を見破る!退去立会い時のポイント』をご紹介したいと思います。
【その1】情報と臭い
日頃から窓から猫が見えたなど情報を得ておくと、気を引き締めて見るポイントも変わりますし、
見落としを防ぐ心構えが出来るので情報収集は大切です。
又、室内に入った瞬間の臭いに集中して動物などの独特の臭いに注意して下さい。
タバコを吸っている方は、分かりづらいので退去の連絡が入ったら至急禁煙しましょう!笑
【その2】建具や建具枠
下の方に引っ掻き傷が付いています。
また枠は、傷の他にもオシッコを掛けて剥がれや膨らみがあるので注意しましょう!
【その3】壁・天井クロス
壁のクロスは上記のドア付近や腰下位に引っ掻き傷が有るのは勿論、腰より上でも家具に登って傷を付ける場合や
水槽などの設置跡なども有ります。
キャットタワーを置いていると天井にも汚れや傷があるので注意しましょう!
【その4】床
フローリングやクッションフロアなどでも、ペットの万年床やトイレが置きっ放しなど管理状況が悪いと、部分的に白く退色やシミになっている事が多いです。
ある一部分だけ劣化している場合などは、水槽を置いて飼育中に水が掛かって劣化したのが原因かも知れません。
特にフローリングは、経年損耗のある状態で貸す場合が多いので、『最初から・・・』などと言い訳して逃げられないように、入居前の証拠として写真やチェックシートが重要になります。
【その5】排水口
パッと見わかりませんが、ペットの毛などが詰まっている場合も!
目視、水を流すなど確認しましょう!
【その6】網戸
引っ掻き穴が開いていたり、押される事で網が外れていたり、毛やゴミが付着していたりします。
また、あまり知られていませんが網戸は、結構臭いがシミ付きます。
以上が退去立会い時のポイントになります。
結構前に禁煙した私の経験上、まず臭いでペットを飼っていたかほぼ分かります。
ですから入った瞬間に感じた部屋の臭いがとても重要です。
又、許可を得てペット礼金などを払っていた入居者よりも、無断でペットを飼育していた入居者の方が、
ペットのしつけが悪く放置状態だったり、本人自体もしつけが悪く性格が歪んでいる傾向が強いです。
(あくまでも私の経験上ですが・・。)
過失請求や負担の話になると非を認めずに支払いを逃れようと、言い訳したり、ごねたりする割合が多いので、傷や汚れなどを証拠に、その場でしっかりと過失を認めさせましょうね。
あやふやだと後から否認するケースが多いので注意してください。