洗面台は、デザイン性や使い安いものまでさまざまな種類があります。中でもリクシル(LIXIL)では、新てまなし排水口やタッチレス水栓 、即湯水栓、エコハンドル、スマートポケットなどの特徴があります。そこで今回は、これらのリクシル(LIXIL)代表的な洗面台の特徴を解説します。
□リクシル(LIXIL)の洗面台の特徴
*排水口
リクシル洗面台の排水口は「新てまなし排水口」というものです。排水口は大口径サイズのØ45mm。金属フランジがなく、なめらかな形状で、排水栓を容易に取り出すことができます。排水口の奥に汚れがたまりにくく、お掃除がしやすいのが特徴です。また、斜め形状のヘアキャッチャーにより、水を通しやすくなっています。
*タッチレス水栓
「タッチレス水栓 ナビッシュ」は、センサーの自動感知により、水が出てくる自動吐水とハンドル操作による手動吐水を使い分けることが可能です。自動吐水は、歯磨きや手洗い、花瓶の水汲みなど、両手が使えない場合に便利です。手動吐水は、停電時でも使用することができます。
また、光の色の変化で吐水温度を表示するため、適温であるかすぐに確認できます。水温約30℃以下で水色、温度が上がっていくと黄色からオレンジ、水温約45℃以上で赤色点滅になります。温度調節は、ハンドルで簡単に操作が可能です。自動吐水と手動吐水は、切り替えの操作は必要ありません。
*即湯水栓
従来モデルの水栓であれば、ハンドルをひねってからお湯に変わるまである程度の時間がかかります。しかし即湯水栓では、ハンドルをひねるとすぐにお湯が出てくるので、冬場は特に嬉しい機能です。つまり、お湯待ちの間の捨て水がなく、経済的な水栓といえます。
*エコハンドル
エコハンドルは、お湯を無意識に使いすぎを防止する省エネ設計となっています。レバーハンドルの正面でカチッと音が鳴る仕組みです。この機能で約30%の給湯エネルギーを抑えることができます。したがって、年間1,200円程度の節約が期待できるでしょう。
*スマートポケット
洗面台で使用するメイク道具やスキンケア用品などを簡単に取り出すことができる「スマートポケット」です。スマートポケットは、手の届きやすい位置にあり、忙しい時間に便利です。
□まとめ
今回は、リクシル(LIXIL)の代表的な洗面台の特徴を解説しました。リクシルの洗面台は、生活に便利な機能が多数搭載されています。お掃除が簡単で節水も期待できるため、入居者に喜ばれる設備となるでしょう。