第73回北海道大家塾は、イベント開催制限を遵守し、札幌駅最寄りの北農健保会館に会場を設け、コロナ感染拡大防止対策を行なった会場セミナーには会場セミナーに53名、You Tube ライブ(限定公開)同時配信によるWEBセミナーには73名の計126名参加の中で開催されました。
第一部では、Rsmile㈱代表取締役 富治林 希宇(ふじばやし ねがう) 氏を講師としてお招きし、『不動産 ファンドでのスキルを活かしたアパート経営&不動産管理の新しいカタチCOSOJI (こそーじ)』をテーマに、「地方における築古物件への不動産投資と再生」や「物件の価値を上げる不動産管理」を、具体的な事例やITによる新しい不動産管理サービスCOSOJI (こそーじ)のご紹介を交えてお話いただきました。
【第一部】
講師紹介
富治林希宇(ふじばやし ねがう)氏
Rsmil株式会社 代表取締役
〇 COSOJI(こそーじ)
https://cosoji.jp/owner/
『不動産ファンドでのスキルを活かしたアパート経営&不動産管理の新しい カタチCOSOJI (こそーじ)とは』
「出身は京都府宇治田原町という所です。人口が1万人未満ほどの町なので、空き家の換気や草刈り助け合う横のつながりが強い地域で育ったため、「まちづくりがやりたい」と思い、不動産業界で働こうと思いました」
大学時代に建築を学んだ後、大手不動産会社に入社。
様々な不動産の現場で管理・運営業務に従事した後は、投資銀行で不動産投資ファンドや売買を経験。
その後、スタートアップ企業のクラウドファンディング事業でまちづくり・新規事業支援・不動産開発・運営・プラットフォーム開発・組織づくりなど、「金融×不動産×IT」で様々な地域活性化の事業を手掛けた富治林(ふじばやし)さん。
自己紹介のプロフィールでも、好きなことは「地域活性化 + 人と楽しいことをする」と語る富治林さんが不動産業界に入ったきっかけは、生まれ故郷の地域にあったそうです。
「現場上がりの自分が、『何が一番貢献できるのかな?』と考えると、やっぱり不動産管理だな」と考え、2020年にRsmile(アールスマイル)株式会社を創業。
新しい不動産管理のワークシェアサービスCOSOJI(こそーじ)を展開されています。
また、これまでの経歴を活かし、「地方×築古物件×再生」のアパート経営も手掛けられています。
今回の北海道大家塾では、富治林さんのご経験をふまえて、
1.「不動産投資」編
2.「不動産管理」編
という2つのテーマでお話いただきました。
富治林さん自身の体験をもとに、不動産管理業界の課題を解決するために開発を手掛けたのが、アパート・マンションの清掃や戸建の草刈りなど、不動産に関する管理業務を「安く・早く・品質よく」スマホひとつで依頼可能なサービス『COSOJI(こそーじ)』です。
北海道から沖縄まで、すでに2,200人のオーナーと11,000人の作業員が登録し、稼働しています。
またCOSOJI(こそーじ)は不動産管理に必要な業務が地域の雇用促進にもつながるよう、地産地消の「思い」と「スキル」のある作業員をマッチングするサービスという側面もあります。
1つのツールで管理コストも削減、また、ITの仕組みで報告が早いため、異常の早期発見によるポジティブな
物件管理を可能とするCOSOJI(こそーじ)で、業界課題を解決し不動産の価値を最大限にする。
この富治林さんのお話から、賃貸経営における管理業務の大切さをより深く学ぶ機会となりました。
Vol.2(第二部)に続きます