トイレを快適に使用する上で必要となるのがウォシュレットです。ウォシュレットは日本語では温水洗浄便座と呼ばれ、おしりを洗浄する機能・ビデ機能・暖房機能が装備されている便座のことです。ウォシュレットの温水の供給方法では、瞬間式や貯湯式などがあります。ここでは、ウォシュレットの各メーカーと特徴をご紹介します。
□ウォシュレットの各メーカーと特徴(瞬間式)
ウォシュレットの温水供給方法として、瞬間式と貯湯式があります。瞬間式とは、タンクの中の水を瞬間的に加熱して温水として放水するタイプです。ここでは瞬間式ウォシュレットについて解説します。
*ウォシュレット アプリコット
人の動きを検知する「瞬間暖房便座」機能が搭載され、使用するときだけ便座があたためられます。オート機能が豊富で「オート便器洗浄」「オート開閉」「やわらかライト」などがあります。トイレ使用後と、8時間使用しない場合に「きれい除菌水」というミストを便器に自動でふきかける機能もあり、きれいを維持します。
*PASSO
においの上昇を気流がキャッチし、トイレ空間を快適にするエアシールド脱臭+ターボ脱臭が搭載されています。プラズマクラスターイオンが、カビ菌やにおい原因菌などを便器鉢内の細部までしっかり除菌します。また、スッキリノズルシャッターや女性専用『レディスノズル』(ビデ洗浄用ノズル)が搭載されています。便座裏は防汚素材でお掃除が簡単になります。
*ビューティー・トワレ 新Mシリーズ
「ひとセンサー」で6秒で便座をあたため、使うときだけ「瞬間湯沸かしシャワー」で温水をつくるので、電気代の節約になります。ノズルシャッターは、銀イオンを練り込んだ抗菌塗装で清潔を保ちます。ノズルは、汚れにくく手入れしやすい「ステンレスノズル」を採用しています。
*CLEAN WASH SCS-S310
洗浄に使う量だけ瞬時にあたためる「高効率ヒーターユニット」が搭載、使用頻度が少ない時間は、タイマー設定で電気代を節約することができます。汚れがつきにくくお掃除簡単の「着脱式ステンレスノズル」を採用しています。東芝独自の「エアインマイルド洗浄」は、泡の量でしっかり洗浄することができます。
□ウォシュレットの各メーカーと特徴(貯湯式)
次に、温水をタンクに貯めておく必要な時に放水する貯湯式についてご紹介します。
*ウォシュレット S SB
トイレ使用後の「きれい除菌水」で、クリーン樹脂を採用したノズルを自動で除菌します。その他、「おまかせ節電」「オートパワー脱臭」などが搭載されています。
*Kシリーズ エクストラ
パワフル洗浄力で多様な洗い心地が特徴です。女性専用のビデ洗浄ノズル「レディスノズル」を搭載。お掃除が簡単で安心の清潔設計です。
*ビューティー・トワレ 新Sシリーズ
ノズルは、汚れにくく手入れしやすいステンレス製を採用しています。座った時だけスイッチが入る簡単省エネ設計です。
*CLEAN WASH SCS-T275
座るとすぐに始まる「オート脱臭」、「オートノズルクリーニング」などが搭載されています。洗浄モードは、「ノーマル洗浄」と広範囲洗浄する「ムーブ洗浄」を選択できます。
□瞬間式と貯湯式どちらがおすすめなのか?
瞬間式は、電気代は安く、商品価格が割高になります。貯湯式は、保温する電力が必要となり、電気代は高く、商品価格が安くなっています。便器は長く使用するものですので、電気代があまりかからない「瞬間式」がおすすめとされています。
□まとめ
ここでは、ウォシュレットの各メーカーと特徴をご紹介しました。ウォシュレットには、瞬間式や貯湯式があり、それぞれのメーカーや機能によって価格も変わります。比較しながら最適なものを選びましょう。