TOTOトイレブランドのフラッグシップモデルである「ネオレスト」。日常生活の中で欠かせないトイレは、タンクレストイレを利用する方が増えています。また、リフォームを機にタンクレストイレに交換する方もいます。そこで今回は、TOTOトイレの「ネオレスト」と「ネオレスト」の主な機能について解説します。
□TOTOトイレの「ネオレスト」とは？
住宅設備メーカーTOTOのトイレは、約6割のシェアをほこります。トイレには、和式トイレと洋式トイレの2種類があり、洋式には「組み合わせ便器」「一体型トイレ」「タンクレストイレ」「システムトイレ」があります。
TOTOの「ネオレスト」は「タンクレストイレ」に分類されます。タンクレストイレとは、水を溜めるタンクがないトイレです。水圧を利用して便器を洗浄するので、連続で流すことができます。
凹凸が少なく、掃除がしやすいトイレです。タンクがない分、高さや広さを抑えられ、トイレ空間を広く使うことができます。コンパクトなサイズで狭い場所でも設置が可能になります。また、角が少なく、スタイリッシュなデザインが特徴です。
□TOTOトイレの「ネオレスト」の主な機能
1つ目は、フチなし形状でお手入れが簡単であることです。
TOTO独自の技術により、汚れが付きにくく落としやすい「セフィオンテクト便器」となっており、お掃除しやすいデザインです。また、汚れが溜まりやすいフチ裏の窪みがなく、汚れが溜まるのを防ぐ効果が期待できます。
2つ目は、きれい除菌水です。
水を電気分解して作られる次亜塩素酸を含んだ水である「きれい除菌水」を便器の中やノズルに吹きかける機能が搭載されています。薬品や洗剤を使わず、次亜塩素酸も水道水質基準の範囲内の濃度で作られており、環境に優しいのが特徴です。ネオレストのウォシュレットは、使用前と使用後にノズルを洗浄・除菌されるので清潔に保ちます。
3つ目は、トルネード洗浄です。
汚れが付きやすい便器後方を含め、便器全体に勢いよく水が行き届き、しっかり汚れを落としてくれます。また、少ない水で効率よく流れるので節水につながります。
4つ目は、節水性能です。
従来は約10～13リットルの水を使うのが一般的でした。しかし、ネオレストの床排水タイプは、3.8リットルにまで減っています。そのため、年間で約2万円程度の節約効果が期待できます。
5つ目は、オート機能搭載です。
蓋の開閉、消臭、便器洗浄、温風乾燥、瞬間暖房便座、ライトなどでオート機能を選択できます。
□まとめ
今回は、TOTOトイレの「ネオレスト」についてや「ネオレスト」の主な機能について解説しました。「ネオレスト」は、タンクレストイレできれい除菌水、トルネード洗浄、節水性能など、さまざま機能が備わっています。ネオレストを賃貸物件に取り入れると、付加価値として提供できるのではないでしょうか。