玄関ドアから訪問者を確認できるドアスコープがありますが、最近では、モニター付きインターホンが普及しています。誰が来たのかすぐに確認することができる便利なものです。また、録画機能付きのインターホンも人気があります。そこで今回は、モニター付きインターホンのメリットや機能を解説します。
□モニター付きインターホンのメリット
*誰が来たのかすぐに確認できる
家の中から画面を通じて、誰が来たのかすぐに確認できることが最大のメリットと言えます。モニター付きインターホンであれば、玄関へ向かわなくても訪問販売のようなセールや設備点検を装う業者などと対応することができます。直接、玄関で対応すると、断ったとしてもなかなか帰らないケースもあるため、画面越しで簡単に断ることができます。また、宅急便の荷物受け取りや出前など、必要な場合のみ玄関ドアを開けることもできます。モニター付きインターホンの中にも親機と子機があるタイプもあります。
*トラブルを未然に防ぐことができる
前述の通り、訪問販売や点検を装った悪徳業者の場合では、玄関ドアから出てしまうと場合によっては、言い争いになってしまう可能性もあります。そのような場合は、居留守を使うことでトラブルを防ぐこともできます。また、隣人同士で騒音などのトラブルが発生した場合は、隣人が訪問して暴言を吐いたり、ドアを蹴ったりするケースもあります。録画機能付きのインターホンであれば、隣人とのトラブルを証拠として記録することができます。
□モニター付きインターホンの機能
1つ目は、外の様子をモニタリングできる機能です。モニター付きインターホンは、受話器を取らなくても映像だけで誰か来たのか確認できます。また、外で誰かが騒いでいたり、不審者が周囲を歩いている状況なども確認できるため、訪問者以外の様子も見ることができます。
2つ目は、録画機能です。前述の通り、玄関で隣人同士によるトラブルが発生した際は、証拠映像として記録できます。また、旅行や出張など数日間、家を空けるときは何時に誰が訪問したかを確認することも可能です。モニター付きインターホンには、スマートフォンと連動できるもの、インターホンを押したときに作動するタイプなどがあります。SDカードが使用できるタイプは、長時間の保存が可能です。
3つ目は、防犯・防災機能です。
防犯だけでなく、ガス漏れや煙などの異常を感知するなど、警告音を発するタイプもあります。その他、バリアフリーの観点からトイレコールやバスコールなど、高齢者が安心・安全な暮らしを行うための機能な備わっているタイプもあります。
□まとめ
モニター付きインターホンは、誰が来たのかいつでも確認できる録画機能、不審者対策として防犯機能、ガス漏れや煙などの異常を感知する防災機能などがあります。それぞれの物件に適合したタイプを提供してみてはいかがでしょうか。