こんにちは。原田です。
11月になり寒さが増してきましたが、この時期になると気になるのが建物の結露ですね。
北海道の建物は傷みやすいのですが、この要因は、寒さによる結露の影響が大きいです。
現在のRC賃貸マンションでは、やっと内窓がペアガラスになってきましたが、
7〜8年前の建物では、まだ単板ガラスの物件がありました。
また断熱性能について、最近の建物の断熱は発泡ウレタンの吹き付けですが、築古の物件の断熱は
スタイロフォームの打込みで、断熱欠損が非常に多かったのです。
建物は古くなれば故障したり、劣化したりします。
思った以上に建物の傷みは早く、大規模修繕が必要になるのですが、
投資家の方は、大規模修繕を行わない方が多くいて、致命的な状況で初めて修繕を検討したりします。
中古物件を購入されるときにも、修繕の知識は必須となります。
大規模修繕の基礎知識は、長期的な賃貸経営を行うに当たり、非常に重要な知識の一つです。
特に道外のオーナーは、北海道の冬の厳しさが理解できず、軽く考えがちです。