LIXIL(リクシル)は東京に本社を構える、大手住宅設備機器メーカーです。お風呂やトイレ、キッチンといった水回りの商品をはじめ、窓やドアなどさまざまな住宅設備機器を開発しています。
中でもLIXIL(リクシル)を代表する商品のひとつがユニットバスです。LIXIL(リクシル)お風呂は、浴室を汚しにくくする機能や清掃性が良いなどの特徴があります。ユニットバスはそれぞれグレードもありますが、具体的には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、LIXIL(リクシル)のユニットバスの特徴について解説します。
□LIXIL(リクシル)のユニットバスの特徴
*キレイ鏡
お風呂では、水道水に含まれるシリカにより、白くこびりつきやすい汚れが発生しますが、キレイ鏡では、特殊コーティングで水や汚れをはじきやすくなります。対応製品は、アライズ、スパージュ、ソレオ、リノビオVが挙げられます。
*キレイドア
カビが発生しやすいゴムパッキンをなくし、ドア下の換気口をドアサイドの上部に移動して、汚れにくいデザイン性のあるドアを実現しています。これにより、ドア付近の掃除が従来型より簡単になります。対応製品には、アライズ、スパージュ、ソレオ、リノビオVが挙げられます。
*くるりんポイ排水口
従来の排水口と異なり、浴槽のお湯を排水する際、排水口内に渦流を発生させます。この渦の力で排水口の毛髪やゴミがまとまりやすく、汚れの付着を防ぐことができます。従来型であれば、毛髪等が排水口に絡みつき、皮脂などが滞留していましたが、「くるりんポイ排水口」では、排水口のゴミを簡単に取り除くことができます。対応製品は、アライズ、スパージュ、ソレオ、リノビオVになります。
*保温
天井・壁・床に保温材が加えられています。これにより、断熱性と入浴中の心地よさが高まります。対応製品は、アライズ、スパージュが挙げられます。
*エコフルシャワー
シャワーヘッドに内蔵された羽根車が穴の半分をふさぎながら回転させ、大粒の少ない水量で勢いのあるシャワーが特徴です。。最大48%の節水が可能になります。対応製品は、アライズ、スパージュ、ソレオ、リノビオVが挙げられます。
*エコベンチ浴槽
満水容量を35L削減し、水道・光熱費を節約することができます。ベンチ部分は子供が使用したり、大人が半身浴としても使用が可能です。対応製品は、アライズ、ソレオ、リノビオVです。
*キレイサーモフロア
床は、皮脂に汚れなどでカビやヌメリの原因になります。しかし、床表面に特殊な素材を使用し、皮脂汚れがつきにくく、汚れを落としやすくなっています。従来型の床に比べ、足裏から逃げる熱(熱流束値)を約25%低減が実現しています。対応製品は、アライズ、スパージュ、ソレオ、リノビオVになります。
*プッシュ水栓
ボタンを押して回すだけのシンプルで簡単な操作が特徴です。水の量もダイヤルで調節可能です。対応製品として、アライズ、スパージュ、ソレオ、リノビオVが挙げられます。
*サーモバスS
浴槽保温材と保温組フタでお湯が冷めにくい構造が特徴です。4時間後の温度変化は、わずか2.5℃以下となっています。これにより、家族の入浴する時間差を気にする必要はありません。対応製品は、スパージュ、ソレオ、リノビオVです。
このようにさまざまな機能が備わったユニットバスを展開しています。中でもソレオ、リノビオVは戸建てには対応しておらず、マンションや集合住宅にのみ対応しています。また、スパージュは戸建てにもマンションや集合住宅にも対応しており、いずれも大変人気のシリーズです。ご紹介したようにこれらにはほとんどの機能が備わっているので、いずれの商品でも入居者には十分満足いただけると思います。
ご紹介した機能に加えて、スパージュは「お風呂を愛する国のバスルーム」というキャッチフレーズがついているように、贅沢が詰まった高級感あふれるシリーズです。スパのような「アクアフィール」と呼ばれる肩湯や「アクアタワーと呼ばれる打たせ湯の機能が特別に搭載されています。
□まとめ
今回は、LIXIL(リクシル)のユニットバスの特徴について解説しました。これまでの従来型とは違った、便利で快適な機能が多数備わっています。必要に応じて、賃貸マンションなどにも取り入れてみてはいかがでしょうか。