不動産オーナーは、入居率アップを実現するためにお部屋のリフォームを検討することがあります。中でも壁紙クロスは「どこのメーカーが人気?」「選ぶ際のポイントは?」などといろいろと気になるオーナー様もいるのではないでしょうか?そこで今回は、壁紙クロスの人気メーカーをご紹介します。
□壁紙クロスの人気メーカーをご紹介
*業界最大手のメーカー「サンゲツ」
業界最大手の内装仕上材の商品企画・開発を行う老舗メーカーです。国内シェア50%を誇ります。特徴としては、機能性やデザイン性のあるクロスが豊富に揃っています。機能性に特化したものは、EBフィルムクロス・抗アレルゲンクロスなどです。デザイン性を重視したものは、ベーシックなものから個性的な柄まで5,000点以上に及びます。
*50年の実績を持つ「トキワ」
1961年から壁紙クロスの製造を始めた老舗メーカーです。50年の実績でデザイン性が高い製品が特徴です。また、自然素材のクロスやアクアチタンを含浸させた「phiten(ファイテン)」の技術を取り入れたクロス、傷が付きにくいマッスルウォールなど、機能性にもこだわったクロスもあります。
*デザイン性や装飾性の高い「リリカラ」
1949年(創業明治40年)に設立したインテリア業界の老舗メーカーです。インテリア・リビング事業からオフィス事業まで幅広く展開。ミッフィーやウィリアム・モリス、伊勢型紙など、デザイン性が高いクロスを揃えているのが特徴です。
*住江織物の関連会社「ルノン」
1891年の帝国議会議事堂開設時に緞通を納入したインテリア総合会社「住江織物」の関連会社です。2022年3月には創業90周年を迎えます。ルノンの代表的な商品は、登録商標である消臭機能に優れた「空気を洗う壁紙」です。2011年には「空気を洗う壁紙クラフトライン」がグッドデザイン賞を受賞しました。
*インテリア総合メーカー「東リ」
2019年に創業100年を迎えた老舗メーカーです。「虎ノ門ヒルズ」や「あべのハルカス」などのランドマーク物件を手掛けています。「不燃認定壁紙」や「フィルム抗菌汚れ防止壁紙」など、商業施設にも最適なクロスが豊富です。
□まとめ
今回は、壁紙クロスの人気メーカーをご紹介しました。どのメーカーも種類が豊富ですが、それぞれ特徴を比較しながら、物件に合う壁紙クロスを選ぶことが大切です。カタログのみでイメージがつかめない場合は、メーカーのショールームに足を運んで実物を参考にするのもよいでしょう。