GMOグローバルサイン・ホールディングスが運営している電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」。不動産業界でもDXが加速すると予想されます。中でも電子契約サービスが注目されていますが「電子印鑑GMOサイン」とは、どのような仕組みなのでしょうか?ここでは、その特徴を解説します。
□電子印鑑GMOサインとは?
電子印鑑GMOサインは、GMOグローバルサイン・ホールディングス運営している電子契約サービスです。国内No.1 の電子認証局の信頼と実績でGlobalSignの発行システムと直接連携しています。証明書の発行元を証明する「ルート証明書」や信頼性を担保する認定タイプスタンプが標準付与されています。
署名方法は、メール認証を行う「電子署名」、認証局により本人確認・発行された電子証明書の「身元確認済み⾼度電⼦署名」2つの署名タイプが採用されています。その他、印紙税などのコスト削減、「立会人型」での電子契約を契約印タイプに限りユーザ数限定で利用できるお試しFreeプランなどもあります。
□電子印鑑GMOサイン4つの特徴
*ハイブリッド署名が可能
従来型の電子契約サービスは、多くが片方のタイプしか利用できませんでした。しかし、自社は身元確認済み高度電子署名タイプ、契約の相手方は電子署名タイプのように組み合わせて使用できるハイブリッド署名が可能になります。これにより、契約締結の負担が少なく利用できます。
*月額費用が安い
電子印鑑GMOサインは9,680円(税込)で利用することができます。一般的な電子契約サービスでは、月額費用1万円以上が多くあるので、相場より低い価格も魅力的です。
*契約書を保管・管理できる
電子帳簿保存法第10条(電子取引データ)の要件を満たし「権限管理」や「閲覧制限」「ユーザーグループ管理」といった管理機能が標準搭載されています。利用する契約書は、テンプレートとして登録することができるので便利です。
*信頼性・安全性が高い
電子証明書は、アドビの承認済み信頼リストに適合しています。PDF上で有効であるかどうかを検証できるので、電子印鑑GMOサインを利用していないケースでも使用できます。タイムスタンプは、セイコーソリューションズ社の認定タイムスタンプを付与します。
□まとめ
ここでは「電子印鑑GMOサイン」とは、どのような仕組みであるかと4つの特徴について解説しました。「電子署名」と「身元確認済み⾼度電⼦署名」2つの署名タイプが採用され、他の電子契約サービスよりも価格がリーズナブルで、信頼性・安全性が高いのが特徴です。また、ハイブリッド署名が可能で契約締結の負担が少なく利用できます。