不動産を所有する上で知っておきたいのが固定資産税についてです。
将来の資金計画のためにも、税金について知っておくことは大切ですよね。
そこで今回は、固定資産税とその評価方法についてご紹介します。
不動産経営を始めようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□固定資産税とは
そもそも固定資産税とはどのような税金なのでしょうか。
固定資産税とは、土地や家屋などの所有者に対して市町村が課税する税金のことです。
土地には田畑や山林、牧場などが含まれ、建物には住宅や店舗、工場などが含まれ、不動産を所有している方は支払う必要があります。
課税対象者には年度始めに納税通知書が送られてくるため、これに従って納付します。
4回に分割して支払うか、1回で先払いすることが一般的です。
税額は原則として固定資産税課税標準額の1.4パーセントとされています。
□固定資産税の評価方法について
固定資産税の額の基準になるものが固定資産税評価額です。
ご自身の固定資産税評価額を知るためには、納税通知書を確認すると良いでしょう。
では、固定資産税評価額はどのように計算されているのでしょうか。
建物と土地の評価額についてそれぞれ見ていきましょう。
まず、建物の評価額についてです。
建物の評価額を計算する上で重要なのが評点です。
木造家屋の場合は、屋根や基礎、外壁など11種類程に分けられます。
それぞれどのような構成要素を使っているかによって評点は変わり、さらに再建築費や、損耗による原点補正なども考慮され、そこに評点1点当たりの価格を掛けて導きだされるのが評価額です。
次に土地の評価額についてです。
ここで重要なのは地目、地積、固定資産税路線価、評点の4つになります。
地目とは土地の用途による区分のことで、地積とは土地の面積のことです。
固定資産税路線価はインターネットで確認できるため、詳しく知りたい方は調べてみてください。
また、評点は土地の接道状況や不整形によって決められます。
これらを掛け合わせることで、評価額が導き出されます。
ここでは、建物と土地の固定資産税評価額について簡単にご紹介しました。
不動産を経営される際は上記内容を参考にしてみてください。
□まとめ
今回は固定資産税とその評価方法についてご紹介しました。
固定資産税とはどのようなものなのかをご理解いただけましたか?
当社では不動産経営をしている方に向けてコンサルティングを行っております。
お困りの方はぜひお気軽にご相談ください。