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喫煙しない入居者を入れるには?

お役立ち情報ブログ/コラム

マイティ今井です。
2023年もよろしくお願いします。

退去立会いのプロフェッショナルとして、日頃からよくある質問や相談「入居者の喫煙」について、本日は喫煙しない入居者を入れるには?というテーマでお話します。

喫煙禁止マンションや喫煙しない入居者ばかりなら、退去時のヤニ汚れなどのトラブルが皆無になるかもしれません!?

喫煙しない入居者オンリー、喫煙禁止マンションにするには、どうしたら良いでしょうか?

これは非常に簡単です。

・部屋が空いたときの募集条件に「喫煙禁止」としっかり告知して募集する。
・入居審査など契約書前に改めて確認する。

こうすれば、喫煙しない入居者しか入居しませんので、あまり労力が掛からず直ぐに出来ます。

それなら今度から喫煙禁止で募集しようか!
と思っちゃうかも知れませんが、デメリットやクレームも多いので正直オススメしません。

なぜオススメしないかと言うと

  1. 仲介業者に紹介するのを面倒くさがられる。
    仲介業者は時間が掛かる事を嫌います。
    部屋を探しに来たお客様が喫煙する?しない?イチイチ聞きません。
    そのため、喫煙禁止とお客様を選ぶ物件は面倒くさいので最初から紹介されなくなってしまいます。
  2. 告知をしっかりしておかないと、仲介業者の営業担当が知らずに喫煙者を案内してしまうこともあります。せっかく契約となっても、重要事項の説明で喫煙禁止が分かり書類作成して契約出来なくなったらお客様、担当ともにガッカリ。
    営業担当は勿論、その店からは二度とお客様を紹介して頂けなくなります。
  3. 喫煙禁止が良くて入居する方は、喫煙にとても敏感です。
    ペット禁止と一緒で、喫煙禁止で募集スタートしたときに、既に喫煙者が住んでいてたばこの臭いがしたなら、クレームとなり揉める可能性が高いです。
    棟内すべて喫煙禁止!が基本。
  4. 世の中悪い人ばかりでは有りませんが、書面に記載していても
    「知らない聞いてない。」
    「吸ってません。」
    「私は吸ってないけど遊びに来た人が・・・」
    など、変な理屈を言う方もいます。

そんなリスクやデメリットも有りますが、最近は喫煙者が本当に減っていますので、喫煙を嫌う方も多くなり
人気が出る可能性も有ります。

そして退去時のヤニ汚れによる被害がなくなるメリットも有ります。

実際、喫煙禁止を行うには、募集要項にも記載して募集依頼し、喫煙禁止に関する特約を重要事項説明書、賃貸借契約書にしっかり記載したり、別途、確約書(誓約書)を用意して署名、捺印も頂くと間違い無いです。

後々トラブルの回避となりますので、上記デメリットとメリットを比べてご検討してみて下さい。

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この記事の著者

今井 清孝

新卒で賃貸仲介・不動産投資販売などを手掛ける札幌市内大手不動産会社入社し店長を務め、その後、道内大手不動産会社などに勤務して建設・企画・管理などに携わる。
賃貸業界のほぼ全てを経験しているスペシャリスト。

特に、年間600件以上の退去立会いをこなし、3月の繁忙期には、多い時で月に120件、一日6件の退去立会いを行ない、通算6年間で3500件以上の退去立会いをこなした、退去立会いのプロフェッショナル。

又、自身でも不動産競売物件取得を皮切りに不動産経営を開始。その後、札幌・小樽などにもアパートを所有している現役の大家。

不動産業者、オーナーそれぞれの経験を活かした提案力がありますので、入居斡旋、賃貸管理、建物管理など何でもご相談ください。

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