物件・商品力にはハードの部分と、ソフトの部分の両面で語ることができます。
いちいち分けても混乱しますので、私が気をつけている商品力向上の件を、お話し致します。
まずは北海道といえば暖房ですね。
ハードの部分は費用がかかる部分が多いので、新築の時と 既存物件や中古購入では考え方を変えたほうがいいです。
あなたが、物件を新築するというのであれば、ベストなチョイスをするべきだと思います。
しかし、現在の状況は、簡単ではありません。
少し前まで大人気だったオール電化住宅は、震災以降の原発撤廃論と共に、優位性を失っています。
しかし逆に、平成25年10月以降にオール電化の深夜電力割引の一部が新規契約停止となる事が決まりました。
それまでに契約した物件はそのまま、その割引が適用となります。
となると、逆に希少性が出るかもしれませんし、そうでないかもしれません。
灯油暖房も灯油がH25年1月時点で100円/リットルを超えており、高くなっていますが、今後どうなるのかわかりません。
それは、アメリカのシェールオイルの登場で、今後の原油価格が下がるかもしれないし、そうでないかもしれません。
では、ガスはどうでしょう。
最近の札幌の新築分譲マンションでは、都市ガスのエコジョーズが導入されています。
これも、シェールガスの発掘によって、下がるかもしれません。
ですから、新築で計画される方は、お金はかかりますが、後でなんでも導入できるようにしておくのがいいのです。
以前私が企画した新築物件では、灯油ボイラー、灯油ストーブという設備でした。
そこにガスも引きましたし、電化に出来るように200Vの配線も施したことがあります。
無論コストは掛かります。
「変化に対応できたものが生き残った」進化論の考え方です。
コストの関係で全部を配備するのは無理かもしれませんが、じっくりと 検討して、すすめましょう。
では、既に物件をお持ちの方や、中古物件を購入する方はいかがでしょうか?
まず中古を購入する場合は、暖房熱源が何かを確認して下さい。
北海道でプロパンガス暖房物件は、ガス料金が高いというイメージが有り 、 高賃料を目指すのであれば避けたいところです。
私の所有の中古物件では、一つがオール都市ガスのTESシステムの物件です。
もう一つが灯油給湯ボイラー+灯油ストーブの物件です。
もう一つが灯油給湯ボイラー+灯油ストーブの物件です。
中古物件では、コストを掛けて熱源をなかなか変えられないですね。
こういった場合に強力な味方になってくれるのが、プロパンガス業者さんです。