仲介業者さんをまわる際に持参する「募集チラシ」について、少し突っ込んでお話しましょう。
募集チラシは基本的には仲介業者さんが作成するものですが、何百、何千の物件を全て把握して、それぞれのキャッチコピーを考えて作ることはほぼ不可能です。
そのため、仲介業者さんの定形のフォーマットで作られ、さらにチラシ作成の専門スタッフが現地を見ることなく、担当から上がってきた原稿や、写真で作ってしまうことが殆んどです。
自社で作っているのならまだしも、外注業者に頼む例もありますので、物件の良さがしっかりと反映されないばかりか、間違った情報の掲載や、大切な情報の抜け落ちが生じるのです。
私もクライアントの空室相談で、仲介業者さんに行き、その物件の資料を出して頂いた時に
「なんだこれは!」
という内容の募集チラシを多く見ました。
という内容の募集チラシを多く見ました。
入居希望者に見せられる、素敵なチラシを作りたいと思う方もいると思います。
その様な素敵なチラシを作れるのは上級者ですから、まず最初はあくまでも仲介業者さん向けのチラシを作成することを大前提としましょう。
慣れてくれば、綺麗なお客様向けのチラシを作成することも出来るようになります。
さらに、物件のホームページなどを作成すると、その画像なんかも利用して、簡単に入居希望者向けの募集チラシも作ることが出来るようになります。
これは、私が以前作ったチラシです。
心のなかで「センスない!」って思ったでしょう(笑)
でも情報がきちんと 伝わって、入居者が決まればいいのです。
切り貼りしてコピーでも構いません。
大切なのは物件の情報やウリを載せて、仲介業者さんに正しく情報を伝えることなのです。
このチラシにも 、 家賃や設備等の基本情報の他に、広告費、入居者の受入基準、現地キーボックスの鍵番号、リフォームをどこまでやったのか等が書かれています。
そして私は多くの写真を撮影し、それも印刷して別にお持ちすると同時に、CDRに焼いて差し上げました。(こことても大切です)
これで担当が写真を取りに行く必要はありませんし、その写真で物件の説明ができます。
このチラシ以外に、私が用意したのは、物件の地図と 近隣の駐車場マップです。