USPについて、その重要度は御理解されてますか?
USPは何の商売でも一番大切なことですので、しっかりとおさらいしておいて下さいね。
USPにまでたどり着くと、アパマン経営を成功させる鍵が見えてきたのではないですか?
さて、マーケティングの4Pに戻りましょう。
4Pには以下の4つがありました。
Place(プレイス)立地、場所
Price(プライス)価格、家賃
Product(プロダクト)物件、商品
Promotion(プロモーション)広告
その中で、「プレイス」「プライス」は大切ですが、そこには持ち込みたくありません。
ようするにあなたの「物件」 を見直し、「広告」 を見なおす必要があるのです。
その中で物件の整備や商品化も大切ですが、まずは「広告」という部分に絞ってお話を展開していきたいと思います。
そこであなたが広告する相手は、誰なのかをハッキリさせましょう
それは現在2つあります。
1つ目は、言わずもがな入居者さんです。
そして2つ目が不動産会社さんです。
私達の「広告」の相手は、基本的にはこの2つなのです。
では入居募集の流れを確認しましょう。
昔のインターネットや不動産会社が整備されていない時代の募集方法は、大家→貼紙、回覧板、口コミ →入居者の流れでした。
もともと都市に人口流入が始まり、空室も少ないのですからこの方法でも良かったのでしょう。
しかし時代が変わり、近代的賃貸経営が始まると、貼紙の「空室有り」を見ることが少なくなりました。
現在の募集の流れは、大家→ 不動産会社 →入居者となりました。
保険業界に置き換えると 分かりやすかもしれません。
保険会社→代理店→消費者 このような流れとなります。
しかし保険業界も自由化の流れでダイレクト保険が登場しました。
保険会社→インターネット →消費者
この図をみて考えなくてはいけないことは、 2つの募集チャンネルに応じて、広告戦略をしなければならないということです。