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21.アパ・マン経営におけるリノベの告知

北海道でアパ・マン経営を成功させるには
リノベーションした時の宣伝方法についてお話しましょう。

 

リノベーションをして、物件が良くなっても、世間に告知しなければ、全く誰にもわかりませんよね。

 

では、告知は「何時から」「誰に」「どのように」行うのがいいのでしょうか?

 

●何時から
リノベーションの告知は完成した時から始めるのでは、遅すぎます。
では、工事中かといえば、それも遅いのです。

 

実は計画段階から、告知をしていくのです。

 

●誰に
もちろん仲介会社の仲介営業と管理担当です。

 

仲介会社が、数社ある場合は、日時を分けてご案内したほうがいいです。
それは、他のライバル会社が一緒だと、先方が提案しづらいからです。

 

また、特別な募集条件などもご用意しやすいです。

 

●どのように
計画段階から告知するときは、当然写真もないので、現状の写真やプラン図の他に完成予想パースや、完成イメージ図等を持参して下さい。

 

そして、最初の段階は告知するというよりは、聴きこみをして、相談して、提案を受け、リノベーションのプロジェクトに参加しているかのように、巻き込んでいくのです。

 

私が自分の物件で大規模なリノベーションを行ったときには、常口アトムの店長や管理部の担当の方に出来上がりの内装イメージや、外観パース等をお持ちし、家賃の値付から参加していただきました。

 

その時は、完成時期や、募集方法についても、相手から提案を受けました。

リノベーション後のイメージを、プロジェクトに関わることで具体化して頂き、最後は、完成をたのしみにして頂けるようになりました。

 

また、募集形態は一般募集で、アパマンさん等にもお願いしましたが、裏では常口さんが決めたら、
「1ヶ月分多く広告料を出します」という条件をつけました。

 

そうすると、なんとしても自社で全部入居者さんを付けるように動いてくれました。

 

そして、工事の進展の早い一部屋を、店長、管理担当を含め何人かに、私と一緒に見学して頂き、様々な提案をして頂いたりしました。

 

内覧会は、なるべく早めに行ったほうがいいです。

 

そうすることによって、完成する1ヶ月前くらいから、空室を決めて頂けるようになります。

空室だった6部屋が11月末頃完成という最悪のタイミングでしたが、3ヶ月以内にはすべての方が入居して頂けました。

 

告知をしましょう。

何度も言い続けないと、理解して頂けません!

 

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この記事の著者

原田 哲也

大学卒業後上場ハウスメーカーにて個人住宅の建設営業として約7年間従事した後、札幌のアパート建設専業メーカーでは地主さんの土地活用・アパート建設、北海道有数の賃貸仲介会社で新築投資アパートの企画、販売に従事するなど建築・不動産業界でキャリアを重ねる。

様々な大家さんと出会う中で、「本当に大家さんの立場に立ったアドバイスや提案を行おう!」と決意し、2010年1月オーナーズビジョン株式会社を設立。

現在は不動産・賃貸経営に精通したコンサルタントとして、クライアントの利益を最優先する土地活用、投資用不動産取得サポート、不動産実務検定の講座開催等、北海道の大家さんのバックアップに尽力する日々を送っている。

また、サラリーマン時代に不動産投資も開始。現役の大家でもある。

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