かぼちゃの馬車・スルガ銀行問題・北海道胆振東部地震などがあり
最近私の元にたくさんの大家さんから不安の声が寄せられています。
「これからどうなるの?」という事です。
これからの世の中は、ほぼ間違いなく「不確実性」の世の中になります。
私たちは目にしました。「絶対安心」といわれていたものが、地震や津波が来れば一瞬で壊れてしまったことを・・・・
そして、これからも私たちが生きている間にもう一度や二度、大きな危機が訪れるかも知れません。
どうなるかは分かりませんが、そうなると予測して備えていかなければ、生きていけない時代になったことは確かだと思います。
では一体どの様に未来を予測すればいいのかと言うと 「未来へ質問をし続ける」ことだと言います。
「未来は一体どうなるのだろうか」
「自分のビジネス、10 年後、20 年後どういう方向へ舵を切るべきか」と。
自転車も、近くを見ていたらフラフラします。
でも遠くを見ればまっすぐにこげるのと同じ。
私たちの人生も一緒。
何があっても前を見続けることが重要です。
これまでの経済は借金による経済でした。
つまり借金によって比較的容易に成功がつかめる時代だったと言われます。
しかし、これからの時代は、借金によって資産を増やすというよりも「資産を失わない戦略」の方がずっと大切になってきます。
少子高齢化、消費税アップ、相続税のアップ、スルガ問題、など自然災害以外にも様々な障害が待ち受けています。
日本はこれからどんな国になっていくのか?
「知識」「知のコミュニティー」が中心となる社会になると、言われています。
今までの日本は製造革命、流通革命、情報革命を約 20 年スパンで過ごしてきました。
情報革命の中心のインターネットは、私たちの殆ど日常になり、光の速さでどんな情報でも手に入る時代となりました。
そのおかげで、これから先は、過去の20 年がわずか2,3年で過ぎてしまう、そんな猛スピードで駆け抜けていく時代になります。
そしてインターネットの普及で私たちは「記憶」する必要が無くなりました。
知りたいことは、ググれば、必要な情報がすぐに手に入る時代になったからです。
しかしこのような情報過多の時代で気を付けなければならないのは、間違った情報や粗悪な情報が多く有るということです。
例えば、「原発」なんてキーワードで検索すると、本当の情報から、とんでも情報まで、様々な情報が入ってきます。
そんな中大切なのは良質な情報を識別する「情報認識能力」 と、情報に新たな付加価値を与えられる「情報生産能力」が必要にります。
そして、これから必要とされる人材は紛れもなく「知的人材」になると言われています。
「知的人材」だけが、これからの世の中を生き抜いていけると言っても過言ではないのです。
では、私たちが「知的人材」になるためにはどうしたらいいのか?
これは「知的集団」と繋がっておくことです。
その大家業界の「知的集団」が「北海道大家塾」であったり、J-REC(不動産検定)であったり、お近くにある「〇〇大家の会」だと思うのです。
一人で大家業をやり続けることは、簡単ではありません。
例えばご自分で、セルフリフォームを一所懸命やっていたとしても、そのリフォーム内容が、いいか悪いのかは、やはり情報を取らないとわからないです。
これからは、自分の資産を単に「増やし守る」というよりは、自分の資産を
「どう社会的に役立たせることができるか」的な姿勢をベースに活動することが大切だと思います。
もし大家さんがそういうステージにたったなら、社会に対しても大きな発言力を持ち、世の中をより良い方向へ導くことが出来るようになります。