こんにちは。原田です。
9月も中盤で秋らしくなってきましたね。
今年の北海道は、本当に海外の観光客が多かったと思いませんか?
それによってインバウンドビジネスが盛り上がっています。
民泊なんかはかなりの収益を上げている物件もあります。
さて、今年外国人に関して大きな法改正がありました。
「技能実習」が「育成就労」に変わります。これによって、実質的な「移民政策」が始まります。
2023年末時点で日本に在留する技能実習生は40万4556人。
これまでの技能実習制度は、外国からの実習生が日本で技術を習得して母国へ持ち帰り、
産業発展に貢献するという「国際貢献」の看板が掲げられていました。そして在留期間は最長5年でした。
これが「育成就労」になると、3年で一定の専門性を持つ「特定技能」の水準まで技術を習得してもらおうとしています。
そしてこれをクリアし「育成就労」から「特定技能1号」へ、さらに熟練した技能を持つ「特定技能2号」へとステップアップすることで、事実上の永住が可能になります。
今後、外国からの技能実習生が増えることが予想されるため、日本人だけをターゲットとして考えていると賃貸経営が成り立たなくなりそうです。