三菱のエアコンと言えば、長い歴史のある「霧ヶ峰」です。他社にはない複数の機能が備わっており、高性能なエアコンとして人気があります。「霧ヶ峰」の中でもさまざまな種類があるので、購入予定の方はどのシリーズを選べば良いのか迷って方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」の特徴や種類について詳しく解説します。
□三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」の特徴
三菱電機のルームエアコン第1号機は1954年発売されました。「霧ヶ峰」というのは、長野県八ヶ岳中信高原国定公園中部の高原名です。1967年からセパレート形エアコンとして販売されています。翌年には壁掛型家庭用エアコンとして、初めて「ラインフローファン」を搭載した製品を発売しました。
2014年発売の製品からは、壁や床、天井などの温度、人の位置や動きを検知することができる高精度の赤外線センサー「ムーブアイ」という機能が付いたエアコンが登場しました。
温度や湿度以外にも風の強さやふく射、人の行動パターンを把握し、温度のムラを解消することでお部屋が快適で心地よい空間になります。
また、最大で130%の省エネを実現しています。
その他の機能として、ハイブリッド運転機能、吹き分け機能、自動フィルター掃除機能、サーキュレーターモードなどがあります。
□三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」の種類
霧ヶ峰シリーズは、FZ、Z、FL、X、R、S、GEシリーズなどがあります。左のシリーズほど上位モデルであり、FZ、Z、FLが上位モデル、X、R、Sシリーズが中級モデル、GEシリーズがスタンダードモデルです。
「FZ」「Z」シリーズでは、おまかせA.I.自動で体感温度を予測して、快適に過ごすことができます。
「FL」シリーズのムーブアイ極は、床や天井、壁以外に体の部位まで見分ける赤外線センサーです。
さらに、一見エアコンには見えないスタイリッシュなデザインも特徴です。
このように高機能搭載のエアコンを選ぶ際は「FZ」、「Z」、「FL」が最適です。
「X」「R」「S」シリーズは、ムーブアイや吹き分け機能などが搭載されています。
価格は上位モデルよりリーズナブルです。
「GE」シリーズは、床温度センサー「フロアアイ」が搭載されています。スタンダードタイプなのでリーズナブルな価格となっています。
□まとめ
ここでは、三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」の特徴や種類について詳しく解説しました。高機能搭載のエアコンである「FZ」、「Z」、「FL」シリーズは、A.I.自動やムーブアイ極など、「X」「R」「S」シリーズでは、ムーブアイ、「GE」シリーズでは、フロアアイなどと、各シリーズにさまざまな機能が搭載されています。価格や機能性を考慮しながら、自宅に合った最適なシリーズを選びましょう。