賃貸経営をしている中で、トラブルはつきものです。
トラブルの中にも様々なものが考えられると思います。
そこで今回は、今後、もしくは現在賃貸経営をしている方に向けて賃貸経営でよくあるトラブルと予防法について説明していきます。
□賃貸経営でよくあるトラブルとは
はじめに、賃貸経営でよくあるトラブルについてご紹介します。
まず、入居者とのトラブルです。
例えば、深夜にも関わらず楽器やテレビの音が大きくてうるさい、ゴミの分類をしっかりしない、など、様々な要因が考えられます。
トラブルが発生しているにも関わらず対応が遅れてしまった場合は、退去につながりかねません。
次に、家賃滞納が常態化しているというものです。
家賃滞納が生じた場合は安定した収入を得られませんよね。
だからといって、対応を間違えてしまうと事態の悪化にもなりかねません。
家賃滞納が発生した際は、状況に応じて早急に適切な対応をすることが重要です。
□トラブルの予防法をご紹介!
ここまで、賃貸経営でよくあるトラブルについてご紹介しました。
では、このようなトラブルを防ぐためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか。
続いてトラブルの予防法をご紹介します。
1つ目の予防法は、入居審査をしっかりすることです。
トラブルになりそうな人とは契約をしないという審査基準を決めておくとリスクを軽減できるでしょう。
管理会社に委託している場合は、審査基準を明確に伝えておくことも必要です。
自主管理の場合は書類審査はもちろん、物件を案内する際の話し方や身なりも判断ポイントになります。
それでも一人の判断では見極められないこともあるため、入居募集と入居審査だけは管理会社に委託する方法もあります。
もちろんその際は、入居審査をしっかりしてほしい旨、審査基準などを伝えておきましょう。
2つ目の予防法は、連帯保証人を立てることです。
昨今は、家賃保証会社加入を条件とするケースも増え、連帯保証人をたてない契約も増えてきています。
しかし、それで安心という訳ではありません。
家賃滞納以外でのトラブルも多いのが現状だからです。
保証会社をつけた上にさらに連帯保証人もつけることができれば、さらなるリスク軽減となります。
しかし、民法改正にともない、連帯保証人を立てるのが難しい場合は、「身元引受人」といった形であれば応じてくれるケースもあります。
連帯保証人や身元引受人を立てることは、頼む人にとっても、頼まれる人にとっても負担になりますよね。
このような負担が抑止力になり、トラブルを発生しにくくさせるでしょう。
また、万一トラブルが生じた際にも対応をスムーズに行えます。
最近では家賃保証会社に加入する場合が多いですが、トラブルを防ぐためにも連帯保証人を立てることをおすすめします。
□まとめ
今回は賃貸経営でよくあるトラブルと予防法についてご紹介しました。
これから賃貸経営を始める方はもちろん、現在オーナーの方も今回の記事を参考にしてみてください。
また当社では不動産経営をしている方に向けてコンサルティングを行っておりますので、お気軽にご相談ください。