不動産オーナーの方の中で、床暖房を設置しようとお考えの方はいらっしゃいませんか。
床暖房にはさまざまな種類があるので、迷ってしまいますよね。
そこで今回は、それぞれの種類の特徴についてご紹介します。
この記事でご紹介する内容を参考にして、自分に合う床暖房の種類を見つけましょう。
□床暖房の構造について
床暖房の構造は、大きく分けて2種類あります。
1つ目は、温水式です。
これは、沸かしたお湯を床下に設けてあるパイプなどの設備に循環させ、床から部屋全体を温めるというタイプです。
1台の給湯器の力で、たくさんの部屋を暖められるのがこのタイプの特徴です。
2つ目は、ヒーター式です。
これは、床下に設けてあるヒーターを発熱させ、部屋全体を温めるというタイプです。
温水式とは違いパイプを必要としないので、それらに付随する工事を行う必要がないのが特徴です。
□床暖房の種類について
次は、さらに細分化させて床暖房の種類をご紹介します。
1つ目は、電気式のタイプです。
このタイプのメリットは、床下に電気の力で発熱するヒーターを設置するだけなので、設置の手間がかからず、初期費用が抑えられることです。
デメリットとしては、たくさんの電力を必要とすることです。
場合によっては、電気会社と現在結んでいる契約の変更を余儀なくされるケースもあるので注意しましょう。
2つ目は、ガス式のタイプです。
このタイプのメリットは、短時間で部屋全体を温められることです。
タイプによってはゆっくり時間をかけてじわじわと部屋全体を温めるタイプもありますが、ガス式は熱いお湯をパイプ内に流し込むので、部屋が温まるスピードが速いです。
デメリットとしては、初期費用がかかることです。
このような設備を設けるためには、大掛かりな工事が必要となるため初期費用がかさむ傾向があるので注意しましょう。
3つ目は、石油式のタイプです。
このタイプのメリットは、ランニングコストが安く抑えられることです。
床暖房を利用する際には、どのタイプでも燃料が必要です。
石油式は、他の種類に比べて燃料代が安いのでおすすめです。
デメリットとしては、補充する手間がかかることです。
ランニングコストは抑えられますが、燃料が切れるごとに燃料を補充する必要があります。
余計な手間が生じてしまう点は押さえておきましょう。
□まとめ
今回は、床暖房の種類とそれぞれの種類の特徴についてご紹介しました。
それぞれに長所と短所があるので、しっかりと見極めて自分に合う種類を選びましょう。
床暖房の設置を検討している不動産オーナーの方は、この記事でご紹介する内容を参考にしてみてください。