皆様「賃貸管理」とお聞きして、何を思い浮かべますか?
管理と聞くと、
上記のような事を思い浮かべると思うのですが、
実はもっと広い範囲を言います。
管理という業務には、
建物の維持管理はもちろんですが、
実は募集戦略、契約業務、家賃滞納対策、
退去立会いなど多岐にわたります。
その中でも、
一番の仕事である物件の募集について考えましょう。
募集については、皆様どのように考えていますか?
仲介会社、管理会社に任せているから大丈夫?・・本当にそうですか?
先日、ある物件を購入検討で調査に行きました。
その物件は、今までの管理業者さんが、
オーナーから依頼されて、
物件を売りに出していました。
6件中3件の空きがあるので、
空室を下見してリフォーム費の算出をしに行きました。
そうしたら、
空室がある2階に上がろうとした時、
まず階段が雪で登りづらい。
まあ、それはよくある話なのですが、
空室のドア前の雪が見事にコンモリ。
空室内部を見ることもできません。
しかも、その管理会社兼仲介会社は、
この物件を購入できるのは、
そのまま管理契約を引き継いでくれる方に優先したいと言うのです(怒)
管理で空室を作り、
売り物件を作り、
売買でもそんな条件をつけるものですから、
買い叩かれる。。
こんな事は、珍しいことでは無く、よくある話です。
準備とはアパートの「商品化」です。
募集を考える上では、アパートの商品化を考える必要があります。
寒いですよね~
案内用にスリッパが用意されいますか?
空室に入ると入居者がここで住むかどうか検討します。
しかし足が冷たいと、
「寒い!」ので
早く次の物件を見に行こうと思います。
しかも、「もこもこ」の温かいスリッパがあったら、
特に奥様は喜びますよね。
「あっ!この物件はなんか違う」と。
このように、商品化とは物件の整備から案内の仕組みまで多岐にわたります。